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アンチェロッティ監督のブラジル代表指揮官就任は来年夏 連盟会長が明言と英紙報道
来夏までの1年間はフルミネンセのジニス監督が兼任予定
スペイン1部レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が来夏のコパ・アメリカ(南米選手権)からブラジル代表を率いることが明らかになった。ブラジルサッカー連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス会長が明かしたと英紙「デイリー・メール」が報じている。
ブラジルはベスト8で敗退したカタール・ワールドカップ(W杯)終了後にチッチ前監督が退任。後任は決まっておらず、U-20ブラジル代表のラモン・メネゼス監督が暫定的にチームを率いていた。
ロドリゲス会長によれば、来夏までの残り1年間はブラジル1部フルミネンセを率いるフェルナンド・ジニス監督が兼任の形でチームの指揮を執り、アンチェロッティ監督につなぐ流れのようだ。アンチェロッティ監督はレアルと2024年まで契約を残している。
ロドリゲス会長は監督人事について「彼(ジニス)のゲームプランはコパ・アメリカから指揮を執るアンチェロッティとかなり似ている。我々は彼のことを代表の暫定監督と呼ぶつもりはない。彼が来て、アンチェロッティのブラジルへの移行を完了させる」と語っている。
イタリアやイングランド、ドイツ、スペイン、フランスなど欧州各国のビッグクラブを渡り歩いてきたアンチェロッティ監督にとって代表チームの指揮は初めての経験となる。タレント揃うサッカー王国でどのようなチームを作り上げるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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