久保建英、スパイクへのこだわり告白 「僕が一番求めるのは…」新たな一足へ好印象
アディダス社の新スパイク発表イベントに登場
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は7月4日、新スパイク「エックス クレイジーファスト」発売を記念した「アディダス フットボール タケトーク!」を行い2023-24シーズンから着用するスパイクを披露した。
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久保が新たに着用する「エックス クレイジーファスト」は、軽量で片足わずか188グラムの重量となっている。また、フィット感、反発力にも優れ、一瞬の速さを追求したシューズとなっている。
シューズを履いた久保は「さっき履いてみて、比較的簡単な切り返しやボールを使ったウォーミングアップをしましたが、その時に感じたのは、切り返しのあとのこと。すごく反発があって、踏み込んだあとの足がすぐ次に運びやすい。もともとサッカーはほかの競技と比べて切り返しが多いと思いますが、その切り替えしをすごくサポートしてくれるスパイクかなと思いました」と、最初の印象を語っている。
サッカーは、ほとんど用具を使わない競技だが、数少ない用具の1つがスパイクだ。多くの選手はスパイクにこだわりを持つが、久保も「僕がスパイクに一番求めるのは、あまり靴を履いているという感覚でサッカーをプレーしたくない。足に関しては繊細なほうだと思っている。ボールタッチとか、足の裏、足の甲をすごく気にします。これは薄くなっていますが、その薄さは極限まで薄くなっていると思います。ただ、踏まれると足が痛いので、その微妙なラインを攻めてくれていると思います。さすがに履いていることは分かりますが、ほぼほぼ素足感覚です。僕は普段、(足を)変幻自在に動かせるように5本指ソックスを履いているのですが、試合で5本指ソックスとこのスパイクを合わせるのが楽しみです」と、プレーする機会が待ちきれない様子だった。
多くのメディアや子供たちが集まったイベントの最後に久保は、「今はオフですが、みんなに僕と同じスパイクを履きたいと思ってもらえるようなプレーを見せないといけないと、一層気が引き締まりました。あとはこうやって平日にみんなが会いに来てくれる、メディアの皆さんが集まってくれることに感謝して、これが当たり前じゃないということをしっかり心に刻めたらなと思います」と、良い刺激を受けた様子だった。
(河合 拓 / Taku Kawai)