日韓代表「宿命のライバルは昔話」 日本に屈辱の5連続完敗、韓国失望「惨憺たる成績表」

近年の日韓戦では力の差が明らかに【写真:2023 Asian Football Confederation (AFC)】
近年の日韓戦では力の差が明らかに【写真:2023 Asian Football Confederation (AFC)】

U-17アジアカップ決勝で日本に完敗、近年の日韓戦で連戦連敗

 U-17アジアカップ決勝でU-17日本代表が韓国代表を3-0で下し、4度目の優勝を果たした。日本は近年、各年別代表の日韓戦で韓国から立て続けに勝利。力関係が鮮明に浮き彫りとなった状況が韓国メディア側では大きくクローズアップされ「惨憺たる成績表」「宿命のライバルは昔話」などの指摘が飛ぶなど、失望感に包まれている。

 日本は前半44分、ゴール左で得たフリーキック(FK)からFW名和田我空が鮮やかな一撃を叩き込み先制。さらに後半21分にはMF望月耕平からのパスに抜け出した名和田が相手GKと入れ替わるように流し込み加点すると、終了間際にはFW道脇豊が追加点を奪い3-0で勝利し、日本がアジア王者の称号を手にした。

 敗れた韓国は近年、各年代別代表における日韓戦で大敗が続いている。2021年3月に行われたA代表、22年6月のU-16代表、U-23代表、7月のE-1選手権(A代表)ではいずれも0-3のスコアで敗れており、奇しくもU-17アジアカップ決勝でも同じスコアになったことから母国メディアが敏感に反応した。

 韓国紙「大邱新聞」は「宿命のライバルは昔話…サッカー韓日戦『惨憺たる成績表』」と見出しを打ち、宿敵日本に対して連戦連敗を喫している状況に対して失望感を露わに。U-17アジアカップ決勝では主審のジャッジが日本寄りだったという物言いも見られたが「3ゴール差の敗北を偏向判定のせいにするのも難しい」と自虐的に伝えられるなど、日本との実力差が鮮明に浮き彫りとなった事実に危機感が示されていた。

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