後半17分からトップ下で出場　スルーパスで見せ場も作る

　FC東京U-23は20日、夢の島競技場でセレッソ大阪U-23と対戦し、2-0で勝利を収めた。この日、MFユ・インスが２得点を挙げ、チームトップのリーグ11得点までゴール数を伸ばした。完封勝利を飾ったFC東京U-23は、今季から初参戦したJ3を10位で終えた。

　0-0で迎えた後半4分、FW林容平のポストプレーからパスを受けたユ・インスが右足を振り抜き、先制のゴールネットを揺らした。ユ・インスは終了間際にも相手GKのミスを突き、ダメ押しとなる2点目のゴールも奪った。

　注目のU-16日本代表MF久保建英は、後半17分からトップ下で途中出場。後半33分に左アウトサイドでユ・インスにスルーパスを通し、同39分にはDF小川諒也のグラウンダーのクロスを左足で合わせてスタジアムを沸かせた。さらに、試合終了直前にはスルーパスに抜け出し、左足でシュートを放ったが、これは相手GKにセーブされてしまった。見せ場は作ったが得点には絡めず、Jリーグ初得点初アシストは来季までお預けとなった。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web