現役引退から9年、セードルフ氏が動画で“健在ぶり”を披露

　元オランダ代表MFのクラレンス・セードルフ氏が自身のインスタグラムを更新。トレーニングに勤しむ様子を公開したところ、“健在ぶり”に反響が寄せられている。

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　現在47歳のセードルフ氏は、1992年にオランダの名門アヤックスでプロデビュー。以降、2014年にブラジル1部ボタフォゴでの引退まで22年間の現役生活を送った。欧州の強豪を渡り歩いたそのキャリアではタイトルに恵まれ、とりわけアヤックスを筆頭にスペイン1部レアル・マドリードとイタリア1部ACミランの3クラブでのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）制覇はセードルフ氏しか持たない輝かしい実績だ。

　引退後はすぐに指導者の道へ。2014年1月に古巣ミランで監督デビューを果たすと、18年2月からはスペイン1部デポルティーボを指揮。その後は同年8月から19年7月までカメルーン代表監督を務めた。

　そんなセードルフ氏は7月1日、自身の公式インスタグラムで1本の動画を公開。映っていたのは、強い日差しが降り注ぐなか上半身裸でトレーニングに打ち込む自身の姿だった。

　この動画でセードルフ氏は最初、リラックスした様子でボールを蹴っていたものの、途中から一気にギアチェンジ。強度を上げて黙々とサーキットトレーニングをこなした。引退から間もなく10年経とうとするとは思えない俊敏な動きに加え、見事に引き締まった肉体を披露している。最後は現役時代さながらの絶妙なコントロールで遠く離れたミニゴールにボールを蹴りこんだ。

　この動画が公開されると、早速ファンが反応。コメント欄には「まだ若い」「今もプレーできるよ」「パワーを感じる」「セードルフのフィットネスにはいつも驚かされる」など、驚愕の声が多数寄せられている。