最終節前の29節後、得失点差で大分が首位に浮上、栃木が2位に転落

　J3リーグは11月20日に最終節を行ない、首位に立つ大分トリニータが敵地でガイナーレ鳥取に4-2と勝利し、2位の栃木SCが敵地でグルージャ盛岡に2-2のドロー。これによりJ2自動昇格枠を巡る争いを制した大分が1年でのJ2復帰を決めた。一方の栃木はJ2・21位となった金沢との入れ替え戦に回る。

■最終節前の29節終了時点の順位

1位　大分　勝ち点58（18勝4分7敗、46得点・22失点・得失点差+24）

2位　栃木　勝ち点58（17勝7分5敗、36得点・18失点・得失点差+18）

　注目の最終節、先に試合が動いたのは栃木の会場だった。前半20分、盛岡に痛恨の先制点を奪われてリードを許す。一方の大分は同29分、FW三平和司がクロスにファーサイドで上手く合わせて先制弾。大分が昇格に一歩近づいた状況のなか前半を折り返す。