準々決勝は9月6日と10日に開催される

　国内三大タイトルの1つ、ルヴァンカップは7月3日にベスト8以降の戦いとなるプライムステージの組み合わせ抽選会を公開で行い、その組み合わせが決まった。

　今季はJ1の18チームに加えて昨季J2降格した清水エスパルスとジュビロ磐田を加えた20チームが参加。4チームずつ5組に分かれたグループステージを行い、1位の5チームと2位のうち成績上位の3チームが8強入りしている。

　準々決勝では鹿島アントラーズと名古屋グランパスの対戦が決まると、名古屋の日本代表DF森下龍矢は「30周年の国立競技場での試合では悔しい思いをしたのでやり返したい」と、リーグ戦でのリベンジを誓った。

　また、アビスパ福岡はFC東京との対戦が決まり、昨季までFC東京に在籍の福岡MF紺野和也は「去年までFC東京に在籍していた。チームのみんなから『引く流れでしょ』と言われていたのでびっくりしている」と笑顔。FC東京のDFバングーナガンデ佳史扶は「トップに上がった年が一緒だった。トレーニングでもやり合った」と懐かしんだ。

　浦和レッズはガンバ大阪との対戦が決まり、MCの播戸竜二氏は「私が（現役で）プレーしていた時のナショナルダービー」と紹介。浦和のDFマリウス・ホイブラーテンは「どんな相手でも勝たないといけない。いい相手と対戦できる」と話し、G大阪のGK谷晃生は「盛り上がると思うし、リーグ戦で負けているのでやり返したい」と話した。

　そして横浜F・マリノスは北海道コンサドーレ札幌との対戦に。横浜FMのMF山根陸は「グループステージでは1勝1敗、ここで決着をつけたい」と意気込んでいた。

　準々決勝は9月6日と10日、準決勝は10月11日と15日に2戦合計方式で開催され、決勝は11月4日に予定されている。