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疑惑のPK判定に怒り爆発と思いきや… モウリーニョが意外な主審擁護 「誤審だと責めたくはない」
「彼に関しては良いレフェリーだ」
「あのシーンについてはできるだけ話したくない。彼は、もし私のチームにおいて判定ミスを犯したとしても、そこに感情的なものはない。彼はそれのできるレフェリーの1人だ。彼は試合前、『私に注目を集めてほしくはない。私ができるだけの最善の仕事をするだけだから』と発言していた。審判が試合のスターになりたくないというのは、正しい考え方だ。彼は正直な男であり、良いレフェリーであることを望んでいる。私は2、3回、ビデオであのシーンを確認したので全てを分かっているが、それが誤審かどうかと指摘したいとは思っていない。彼に関しては、私も良いレフェリーだと思っているからだ」
結果的に、モウリーニョ監督は優勝候補のアーセナルを撃破することで悪い流れを断ち切る絶好の機会を逸することとなったが、試合内容に改善が見られたのも事実。モウリーニョ監督の疑惑のジャッジに対する冷静な対応は、ユナイテッド復活への一筋の光明が見え始めたことで生まれた、少しばかりの余裕の表れなのかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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