韓国が前半終了間際に1人退場、FW名和田我空の美しいFKで日本先制

　アジアチャンピオンの座を目指すU-17日本代表が、7月2日のU-17アジアカップ決勝・韓国戦の日韓戦に臨み、前半終了間際に相手が退場者を出すなかでFW名和田我空が美しいフリーキック（FK）を叩き込み、「ゴラッソ！」「ぶち込んだ」と反響が広がっている。

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　日本はグループリーグ初戦でウズベキスタンに1-1と引き分けるも、その後はベトナム戦（4-0）、インド戦（8-4）と連勝。準々決勝のオーストラリア戦（3-1）を制してU-17ワールドカップ出場権を獲得すると、準決勝のイラン戦（3-0）も圧勝して決勝に駒を進めた。

　イラン戦からスタメンを5人変更した日本は、中盤でのインターセプトから攻撃を仕掛けようとするも、上手く噛み合わない場面が散見。それでも前半24分には右サイド深くを取ったMF佐藤龍之介のパスから、FW名和田我空が中を向いたターンをして中央へ。そのボールにFW道脇豊がヘディングで合わせたが相手GKにセーブされた。

　最終ラインではキャプテンで左サイドバックのDF小杉啓太を中心に引き締まったプレーを披露。前半37分には味方に当たって最終ライン背後にこぼれたボールに抜け出される大ピンチを迎えた日本だが、GK後藤亘が1対1でファインセーブを見せた。

　すると、前半44分に試合が動く。相手DFコ・ジョンヒョンが道脇へのファウルで2枚目の警告を受けて退場処分に。そのファウルで得たFKで名和田は中央やや左サイドの20メートル強から右足で曲がり落ちる弾道のシュートを放つと、見事にネットを揺らして日本が先制に成功した。鮮やかな一撃に「A代表に欲しい」「ゴラッソ！！！」「ぶち込んだ」「うますぎ」など絶賛の声が続々と上がっている。