運命のJ2最終節を展望 昇格&降格が1チームも確定していない激戦を制すのは?

岡山が7位転落ならプレーオフは3チームに

J2順位表 

 6位以上に与えられるJ1昇格プレーオフ出場権は、すでに4位C大阪、5位京都までの進出が確定。残る1枠となる6位の座を岡山と町田が争っているが、現在7位の町田はJ1ライセンスを持っていないため、最終節の結果で順位が逆転した場合はJ1昇格プレーオフが3チームで争われることになる。

 そしてJ2残留争いは岐阜、北九州、金沢の3チームに絞られた。最も厳しいのは最下位の金沢で、敵地での首位札幌戦に敗れた瞬間にJ3降格が決定する。一方、20 位の岐阜はホームでの東京V戦に勝てば、自力でのJ2残留を決めることができるが、引き分け以下に終わった場合は、得失点差で上回る北九州か金沢のいずれかが勝利すれば降格圏に転落してしまう。

 多くの試合が昇降格に関わるチームが絡む最終節。同時キックオフのなか、刻一刻と変わる状況から目が離せそうにない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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