セスクが36歳で現役引退、指導者のセカンドキャリアへ「寂しくはない」 コモのBチームと育成を担当
自身の公式SNSで引退を発表
イタリア2部コモに所属していた元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが現役引退を決断した。公式SNSでの発表をもとにスペインメディア「Football Espana」が報じている。
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セスクは2021-22シーズンでフランス1部モナコとの契約が満了し、2022-23シーズンはセリエBのコモでプレーしていた。セスクは「大きな寂しさとともに、スパイクを脱ぐ瞬間が訪れました。バルセロナでの最初の日から、アーセナル、バルセロナ、チェルシー、モナコ、最後に過ごしたコモまでのすべての日々が宝物だ。そして、ワールドカップ(W杯)から欧州の大会、イングランドとスペインでのタイトル獲得、欧州のトロフィーの獲得、忘れられない旅路でした」などと、思いを綴っている。
バルセロナの下部組織時代にイングランド1部アーセナルに移り、アーセナルでプロのキャリアをスタートしたセスクは、その後、スペイン1部バルセロナのトップチームに加入。イングランド1部チェルシー、フランス1部モナコ、そしてコモでプレーした。バルセロナ時代にはクラブW杯優勝、ラ・リーガ優勝、チェルシー時代には2度のプレミアリーグ優勝を成し遂げている。
また、スペイン代表としても2010年の南アフリカW杯、2008年と2012年のUEFA欧州選手権(EURO)を制しており、数多くのタイトルに恵まれるキャリアを歩んだ。
今後については、指導者としてのキャリアをコモでスタートさせることになるようだ。公式ツイッターを通じてセスクは、「(引退するが)寂しくはない。コモのBチームとプリマベーラでコーチを開始する」と、表明している。
(FOOTBALL ZONE編集部)