U-17アジア杯決勝の“日韓戦”、韓国監督は進出の両チームに「褒めたい」 対戦を心待ち「日本は強い」

U-17アジア杯決勝の日韓戦に韓国監督が意気込み【写真:Getty Images】
U-17アジア杯決勝の日韓戦に韓国監督が意気込み【写真:Getty Images】

7月2日に決勝が行われる

 U-17日本代表は7月2日、U-17アジアカップの決勝で大会連覇を懸けてU-17韓国代表と対戦する。この大会決勝での日韓戦は史上初。アジアの頂点に向けて韓国誌「フォーフォートゥー」は同国を率いるビョン・ソンファン監督の言葉を報じた。

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 日本はU-17イラン代表との準決勝で前半10分、MF矢田龍之介が先制点をマーク。さらに同25分、MF佐藤龍之介が放ったシュートを相手GKに弾かれたところ、セカンドボールをMF山本丈偉が前方へつなぎFW望月耕平がペナルティーエリア内から冷静にゴール。2-0とリードを広げた。前半途中からの豪雨や雷の影響で試合は後半の序盤に約10分間中断するアクシデントもあったが、動じなかった日本は後半29分、ペナルティーエリアのすぐ外、やや左サイド寄りで得たフリーキック(FK)のチャンスを獲得。佐藤とFW名和田我空はキッカーを巡ってじゃんけんし、勝者の佐藤がジャンプする壁の下をグラウンダーで抜くシュートを決めて3-0とした。

 大会連覇を狙う日本と戦うのは“宿敵”韓国。同メディアはビョン監督の意気込みを「大会前から想像していたマッチアップが実現した。日本も決勝まで進む間、とてもいいサッカーを見せてくれたし、私たちもそう。両チームとも決勝に進んだことを褒めたい」と報道した。

 また「日本は強いチームで監督はいいチームを作った。印象的なチーム。だが、大会中ずっとそうだが、相手に合わせるよりは私たちが得意なことをもっとうまくするために集中しようと思う」と、自身のやりたいサッカーで戦い抜くことを誓った。

 若き日本代表は、宿命の一戦で勝利を飾ることができるだろうか。

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