オランダNEC移籍視野の小川航基、横浜FCラストマッチ後に宣言 「次のW杯で点を取るのは僕」
オランダ1部NECナイメヘンからオファー
J1横浜FCのFW小川航基は移籍を前提とした調整に入るため、7月1日のJ1リーグ第19節ガンバ大阪戦(0-0)を最後にチームの活動から離れる。試合後のファン・サポーターに向けたスピーチでは、「次に日本に帰ってくるときには、必ず日の丸を背負って帰ってきます」と誓った。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
横浜FCは6月28日、オランダ1部NECナイメヘンからオファーを受けており、移籍に向けた調整を進めていることを発表した。
小川は2022シーズンに、J2リーグ41試合に出場して26ゴールをマーク。得点王を獲得し、J1への昇格に大きく貢献した。2023シーズンはここまで6ゴールを記録。初の海外移籍が着々と近づいている。
小川はG大阪戦はベンチ外でプレーせず。0-0で試合が終わったあと、ピッチに姿を現し、ファン・サポーターへメッセージを送った。
小川のスピーチは以下のとおり。
「僕はオランダの(NEC)ナイメヘンというクラブに移籍することになりました。ヨーロッパへの挑戦はずっと目標にしていて、その目標を達成できたのも、今まで僕が所属した全クラブ、大豆戸FC、桐光学園、ジュビロ磐田、水戸ホーリーホック、そして横浜FC、このすべてのクラブに感謝の気持ちを伝えたいです。
本当はプロに入って2、3年ですぐ活躍して海外に飛び込みたかったけど、なかなか上手くいかず、時間がかかってしまいました。僕が試合に出られずにくすぶっている時に横浜FC、そして監督が僕のことを必要としてくれて、最高のスタッフ、選手に恵まれて、僕はこれだけ得点数を伸ばすことができました。
そしてサポーターのみなさん、いつも熱い応援をありがとうございます。僕が得点した時のこの三ッ沢の雰囲気と、サポーターの大歓声がめちゃくちゃ好きでした。その歓声を聞くことができなくなるのは少し寂しいですが、これからも横浜FCと僕の応援もよろしくお願いします。
僕は明日オランダに飛びます。私たちも一緒に行くと言ってくれた大切な家族とともに、楽しみながら成長して帰ってきたいと思います。次に日本に帰ってくる時には、必ず日の丸を背負って帰ってきます。そして、次のワールドカップ(W杯)で点を取るのは僕です。また会いましょう。今日はありがとうございました!」
(FOOTBALL ZONE編集部)