FC東京が2連勝! D・オリヴェイラの1点を守り切る…柏は新体制で未だ未勝利
D・オリヴェイラの2試合連続ゴールで1-0勝利
FC東京は7月1日のJ1リーグ第19節で柏レイソルをホームの味の素スタジアムに迎え1-0で勝利。前節2ゴールを記録したFWディエゴ・オリヴェイラがこの日も決勝弾を決めて、チームを2連勝に導いている。
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ピーター・クラモフスキー新監督の下、前節の名古屋グランパス戦(2-0)で後半戦白星スタートを切ったFC東京。柏は前半戦の途中でネルシーニョ監督を解任し、コーチだった井原正巳氏が監督に昇格したものの新体制では未勝利が続いていた。
試合はホームのFC東京が前半6分、MF松本玖生がやや距離のある位置から左足で直接FKを枠に飛ばしたが、GK松本健太に弾かれる。その後も相手陣内でボールを回収するFC東京が優勢に試合を進めていく。
なかなかボールを前進させられない柏は、笠原寛貴主審のジャッジにも不満を募らせていく。前半26分にはボールの処理にもたついたMF武藤雄樹がボールを失って速攻を受ける。FWディエゴ・オリヴェイラに速いクロスを入れられると、FW俵積田晃太にシュートを打たれたが、ボールが枠を外れて失点は免れた。
それでもFC東京は前半35分、松木が倒されて得たフリーキック(FK)の攻撃から先制点を決める。左サイドでボールを受けた俵積田の折り返しを、D・オリヴェイラがヘディングでゴールに流し込み、2試合連続で先制ゴールをチームにもたらした。このままFC東京が前半を1点リードで折り返す。
後半のスタートから柏は2選手を交代。FWフロートとMF小屋松知哉を入れて流れを変えようと試みた。後半3分、FC東京は松木がフロートからボールを奪って速攻を仕掛けると、ディエゴ・オリヴェイラをおとりに使ってシュートを放つ。ボールはDFに当たって高く浮き、GK松本がなんとか枠外へ弾き出した。
柏もフロートや小屋松が入って高い位置でボールを持てるようになり、ゴールに迫る回数を増やしていく。後半11分には、こぼれ球を拾ったフロートが強烈なシュートを放ったが左へ逸れていった。同19分にも波状攻撃からチャンスを作りかけたが、途中出場したMF戸嶋祥郎の縦パスが精度を欠き、シュートまではいけなかった。
後半は互角の展開になったものの、1点を守り切ったFC東京が2連勝。D・オリヴェイラは直近6戦で7発と爆発している。