イニエスタ、ラストマッチは57分間プレーで交代 札幌ペトロヴィッチ監督と約5秒間抱擁
札幌戦でラストマッチを迎えるイニエスタは今季初の先発出場
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは7月1日、J1リーグ第19節北海道コンサドーレ札幌戦でラストマッチを迎えた。今季4試合目の出場で初先発を飾った背番号8。入場時にはイニエスタ自身がデザインとなった圧巻のコレオが会場を包んだ。主将マークを巻いたイニエスタは自身の子供たちとともに入場。大拍手を受けながらトップ下に入った。
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まず見せたのが前半34分、右サイドでふわりとした浮き球パスでチャンスを演出。これはDF酒井高徳に通らなかったが、最終ラインの裏を突くイニエスタらしいパスとなった。
続く同36分、ペナルティーエリア内で相手DFを1人かわしてシュート。だが、惜しくもDFにブロックされてしまった。
後半もピッチに立ったイニエスタ。同2分に約20mでFKを獲得しキッカーを務めると、ゴール前へパスを送ったが、これも味方には合わなかった。
同12分、MF佐々木大樹と交代が告げられると、満員のスタジアムから大歓声が送られピッチに一礼。札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督と約5秒間の熱い抱擁を交わした。
イニエスタのラストマッチは札幌が前半26分に先制している。