イニエスタとの思い出「そんな幸せなことはない」 同僚MFが振り返る…“移籍後初ゴール”演出に感謝「最高のパスでした」
イニエスタの驚いたプレーをピックアップ、MF汰木がインタビューに登場
ヴィッセル神戸は7月1日、ホームでのJ1リーグ第19節・北海道コンサドーレ札幌戦を控える。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタのラストゲームとなるなか、クラブ公式SNSではこれまで同僚が驚いたイニエスタのプレーを厳選。MF汰木康也が挙げたのは、自身の移籍後初ゴールをアシストしてもらった場面だ。
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39歳のイニエスタは、16シーズン在籍したスペインの名門バルセロナから2018年に神戸へ完全移籍。持ち前のテクニックと戦術眼でチームを牽引し、クラブ初タイトルとなった19年度の天皇杯優勝などに貢献した。
今年で契約切れとなり今後の去就動向が注目されていたが、2022-23シーズンの出番減少を理由に今夏での退団を決断。5月25日に神戸市内で会見を開き、涙ながらに退団への思いを明かしている。
いよいよ札幌戦で神戸でのラストゲームを迎えるなか、クラブ公式YouTubeチャンネルがチームメイトや元同僚たちへのインタビュー動画をアップ。自身が驚いたイニエスタのプレーを紹介している。
インタビューに登場したMF汰木康也が回顧したのは、自身が神戸移籍後に決めた初ゴールのシーンだった。「僕の神戸でのJリーグ初ゴールを、ホーム鳥栖戦でアシストしてもらった」とイニエスタとのパス交換を振り返っている。
「よっちくん(武藤嘉紀)が高い位置でボールを奪って、アンドレスがつないで、左に流し込んでもらって(という場面)。もう僕は流し込むだけだったんで…最高のパスでした」
昨年5月、移籍後の初ゴールをお膳立てしてくれたイニエスタに改めて感謝を述べつつ、印象に残ったシーンとして挙げた。「2から3回くらいご飯に連れて行ってもらった」と、プライベートでの関わりも明かした汰木。「めちゃくちゃ楽しいご飯会で、すごく良い思い出です。アンドレスに奢ってもらえるなんて、そんな幸せなことはない」と普段のイニエスタの人柄にも触れていた。