Jリーグで“次なるイニエスタ”の可能性も? 今夏フリーの“外国籍ビッグネーム8選”

(左から)アンヘル・ディ・マリア、セルヒオ・ラモス、ハメス・ロドリゲス、イスコ【写真:Getty Images】
(左から)アンヘル・ディ・マリア、セルヒオ・ラモス、ハメス・ロドリゲス、イスコ【写真:Getty Images】

元レアルのハメスとイスコが無所属

 欧州のシーズンは6月30日で切れ目を迎え、契約が満了する選手が発生する。そうした選手たちは世界中のどのクラブと契約を結ぶことも可能で、もちろんJリーグにやってくる可能性もゼロではない。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタがヴィッセル神戸から退団することが発表された今、すでに契約が満了していて無所属になっている選手たちも含め、新たにJリーグで見ることも可能なビッグネームの名前を見ていきたい。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 まずは、世界的な名門であるスペイン1部レアル・マドリードでプレーした経験を持つ2選手をピックアップしたい。元コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、今年4月にギリシャ1部オリンピアコスと契約を終了してから所属チームがない状態になっている。SNSでは選手としての活動に戻ることを示唆しているが、2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)でコロンビア代表の躍進を支え、世界トップレベルの技術と攻撃力を見せたスターだ。

 そして、元スペイン代表MFイスコも昨年末にスペイン1部セビージャを退団して以降は無所属になっている。高い技術に裏打ちされてトップ下で意外性のあるプレーを見せるタイプの「10番」であり、まだ30歳とフル稼働できるタイミングだ。

 ここからは契約満了のタイミングを迎える選手たちで、ネームバリューがある選手の筆頭はフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスか。古巣セビージャへの復帰を熱望するも実現に至っていないという報道もあるが、サウジアラビアからのオファーという報道もある。

 また、昨年のカタールW杯での優勝メンバーでもあるアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアもイタリア1部ユベントスとの契約が満了。古巣ベンフィカや母国復帰の可能性も挙がっているが、決定したというニュースはない。ラモスが37歳、ディ・マリアが35歳という年齢ではあるが、W杯優勝経験や世界トップクラブでプレーした経験をチームに還元することも役割となる選手たちだろう。元チリ代表FWアレクシス・サンチェスもフランスの名門マルセイユと契約が満了するタイミングになる。先日にはアーセナルへの復帰を熱望するも「ノー」の返答を受けたというニュースがあったが、高い決定力はまだまだ発揮できる選手だ。

30歳のリンガードやモウラも面白い存在

 そして、元イングランド代表MFジェシー・リンガードは米MLS(メジャーリーグサッカー)やサウジアラビアにプレーの場を移す可能性にも言及しているとされるが、30歳という年齢からも面白い存在かもしれない。トッテナムと契約が満了するFWルーカス・モウラもまた30歳とキャリアの岐路に差し掛かるタイミングで、古巣サンパウロなどの名前も挙がりつつさまざまな可能性に対してオープンだという報道もされていた。

 元イタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィもASローマとの契約が満了。過去に中国の上海でプレーした経験も持つだけに、欧州一辺倒ではないキャリアを持っている選手だがこちらも30歳というタイミングだけに、再び違う地域でのプレーに目を向ける可能性もあるか。

 今夏の移籍市場ではサウジアラビアのクラブが軒並み高額年俸を提示してビッグネームと次々に契約する動きが目立っている。こうした資金力を持つクラブと単純にマネーゲームで競合すると厳しいところは否めないが、Jリーグにも欧州での実績とネームバリューのあるスターが加入することにも期待したい季節がやってきた。Jリーグの夏の登録ウインドーは7月21日にオープンする。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング