海外で起きた「謎シーン」 南野拓実の衝撃キックオフドリブル…英FA杯ではわずか40秒でレッド3枚の珍事【欧州珍シーン】
欧州で起こった珍しい出来事に注目
2022-23シーズンの欧州サッカーシーンでは、数々の出来事が起こった。思わず目を疑ってしまうような光景、ワンプレーなど、忘れられない数々の珍場面があったなかで、欧州で起こった珍シーンを振り返る。フランス1部ASモナコのMF南野拓実が行ったまさかのキックオフドリブルや、イングランドのFAカップにおいて40秒間で3枚のレッドカードが提示される出来事があった。
経緯は定かではないが、まさかのシーンに注目が集まった。現地時間5月14日のリーグ・アン第35節でモナコはリールと対戦。0-0に終わったものの、南野は2試合連続の先発で後半29分までプレーした。そんななか、前半のキックオフを務めた南野は、直後相手の間接フリーキック(FK)を与えてしまう。競技規則上認められないスタートをしてしまった。センターサークル内でボール前には南野1人が立つ状況。主審の笛の後、南野はバックパスのフェイントをした後に前線に向かって2タッチのドリブルをした。
ルール上、キックオフでは最初のキッカーが2タッチ以上ボールに触れてはならない規定がある。今回南野は、2タッチドリブルしたのちにバックパスを選択したが、これが反則となり相手チームの間接FKで再開となった。このシーンにはSNS上のファンも「謎シーン」「笑ってしまったw」「なぜいけると思った」「気合い入りすぎたか?」「タ、タキ!?」「人類史初のミス?」「経緯が分からなすぎて」といった声が上がっていた。
また、イングランドでも驚きの出来事があった。現地時間3月19日に行われたFA杯準々決勝。マンチェスター・ユナイテッドと対戦したフルハムは先制したものの、後半27分に選手2人とマルコ・シウバ監督が一挙に退場したところから逆転負けで、痛恨の敗退となった。ペナルティーエリア内でのハンドをめぐり、わずか40秒間で3枚のレッドカードが乱れ飛ぶ珍事となった。
ゴールライン上でFWジェイドン・サンチョのシュートをブロックしたMFウィリアンがハンドを取られてPKを献上。クリス・カバナー主審はオンフィールドレビュー中に判定への異議を唱えたシウバ監督にレッドカードを提示して退席処分とすると、ハンドのウィリアンと詰め寄って激しく抗議したFWアレクサンダル・ミトロビッチにもレッドカードを提示した。3人同時退場の珍事に欧州も騒然となった。