J2でブレイクした高校生タレントに欧州の複数クラブ関心か

　J2ジュビロ磐田の18歳FW後藤啓介にプレミアリーグの2クラブが熱視線を送っているようだ。現地メディアの報道によると、スペインやイタリアの名門クラブも注目しており、「10代の日本人有望株を監視中」と伝えられている。

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　現役高校生の後藤は今季、磐田の下部組織からトップ昇格。191センチの恵まれた体格を生かした身体能力とボックス内でのシュートセンスを際立たせ、ここまでチームトップタイの5得点（リーグ戦）をマークしている。

　飛躍の可能性を秘める後藤には欧州各国クラブから熱視線が注がれているようで、英紙「デイリー・メール」では「10代の日本人有望株を監視中」と伝えられ、プレミア勢ではウェストハムやエバートンが関心を寄せているという。

「デイリー・メール」紙はほかにもスペイン1部セビージャ、イタリア1部ユベントス、オランダ1部フェイエノールトといった欧州強豪クラブが動向を追っていると指摘。争奪戦に発展する可能性も伝えている。

　イングランドへの移籍となると、EU圏外選手には外国人労働許可証の取得が不可欠。フル代表としての公式戦出場歴がない後藤は取得が困難となるが「優れた才能を持つ若手選手が免除されるGBEルールに基づき、英国に呼び寄せられる可能性がある」という。

　記事では後藤の才能にも触れられ「このまま成長を続ければ、来年にはフル代表入りを果たすだろう」と将来性に高評価。J2でブレイクした高校生タレントの動向は引き続き注目されそうだ。