冨安健洋の起用に影響も? アーセナル、最大74億円でアヤックスDFティンバーと口頭合意を英報道

ティンバーがアーセナル移籍で口頭合意か【写真:Getty Images】
ティンバーがアーセナル移籍で口頭合意か【写真:Getty Images】

負傷離脱が続出した最終ラインの補強

 イングランド1部アーセナルはオランダ1部アヤックスからオランダ代表DFユリエン・ティンバーの獲得で口頭合意に達したと英紙「デイリー・メール」が報じた。

 レポートによれば、最初に支払われる移籍金は3650万ポンド(約67億円)で、ボーナス込で最大4050万ポンド(約74億円)となる見込みだ。

 22歳のティンバーは名門アヤックス出身のエリートで、昨年のカタール・ワールドカップでも4試合に出場。右サイドバックのほかにセンターバックなど複数ポジションをこなす万能性を誇る。足元のテクニックやパスセンスに優れていることから、ウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコのように中盤に上がって偽SBとしての役割を担うことが期待される。

 2022-23シーズンのアーセナルで右サイドバックはイングランド代表DFベン・ホワイトがファーストチョイスで、日本代表DF冨安健洋がベンチに控えていた。昨季は冨安やフランス代表DFウィリアム・サリバの負傷離脱もあって守備陣は選手層の不安が浮き彫りとなっていた。ティンバーの加入が実現すれば、ホワイトを再びセンターバックで起用するオプションも可能となりそうだ。

 イングランド1部チェルシーからドイツ代表MFカイ・ハフェルツの獲得を発表し、同1部ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得にも接近しているアーセナル。タイトル奪取に向けて移籍マーケットで活発な動きを見せている。

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