マンU、109億円でチェルシーMFマウント獲得 3度の入札拒否されるも交渉実り5年契約へ
チェルシーの生え抜き選手
イングランド1部チェルシーのイングランド代表MFメイソン・マウントは同1部マンチェスター・ユナイテッドへの移籍で合意に達した。獲得交渉は難航していた様子だったが、最終的には6000万ポンド(約109億円)での取引が成立することになるようだ。
24歳のマウントは6歳からチェルシーでプレーしてきた生え抜き選手。2017年に期限付き移籍先のオランダ1部フィテッセでプロデビューを飾ると、その後チェルシーに復帰してレギュラーを勝ち取るまでに成長したが、昨季は出番が減少。2024年で満了を迎える契約延長交渉で決裂し、退団に向かっていた。
ユナイテッドとの交渉は一時難航し、3度目の5500万ポンド(約100億円)の入札をチェルシーが拒否した時点でユナイテッドは獲得から手を引くとも報じられていた。しかし、その後もユナイテッドは諦めずに交渉を続け、最終的には5500万ポンド+ボーナス500万ポンドの総額6000万ポンドで合意に達したようだ。マウントは“赤い悪魔”と5年契約を結ぶ見込みとなった。
昨季プレミアリーグで12位に終わり、チェルシーは今夏にスカッドの大刷新を進めるチェルシー。しかし、生え抜きのマウント放出はファンにも大きな衝撃を与えることになりそうだ。英紙「ガーディアン」も「アカデミー出身の将来有望な選手を売却するというチェルシーの決定はファンの間で議論を引き起こすだろう」と報じていた。
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