アーセナル、今夏大型補強後の予想システム「3パターン」英公開 ハフェルツの起用法は?

アーセナルの新シーズンの予想布陣を3パターン公開【写真:ロイター】
アーセナルの新シーズンの予想布陣を3パターン公開【写真:ロイター】

今夏の補強を受けた新シーズンの予想布陣を3パターン

 イングランド1部アーセナルはタイトル奪取に向けて、移籍市場での大型補強を進めているなか、英紙「デイリー・ミラー」は新シーズンの予想布陣を3パターン公開している。

 アーセナルは6月28日にイングランド1部チェルシーからドイツ代表MFカイ・ハフェルツの獲得を発表。さらに同1部ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスの契約についても合意したと報じられており、中盤から前線にかけて着実に強化が進んでいる様子だ。

 さらにオランダ1部アヤックスのオランダ代表DFユリエン・ティンバーの獲得も迫っているほか、イングランド1部ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドも候補として根強く、さらなる新戦力の到着も期待される。

 加入が決まったハフェルツは攻撃的MFや両サイド、さらにセンターフォワードと複数ポジションでのプレーが可能な万能タイプのアタッカーで、戦術に大きな幅をもたらしてくれる存在になるだろう。ミラー紙はハフェルツを“9番”のポジションに据えた4-2-3-1システムを新シーズンの予想布陣の1つ目として挙げた。

 守備陣はGKアーロン・ラムズデールを筆頭に、最終ラインが右からDFベン・ホワイト、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイス、オレクサンドル・ジンチェンコの4バックとなる。守備的MFにライスとトーマス・パーテイが並び、2列目は右からブカヨ・サカ、マルティン・ウーデゴール、ガブリエウ・マルティネッリ。そしてワントップにハフェルツという形になっている。

 2つ目のパターンは4-3-3システム。GKと最終ラインは変わらず、中盤がハフェルツ、ウーデゴール、ライスの3人というより攻撃的な布陣だ。3トップはサカ、ガブリエウ・ジェズス、マルティネッリで、22-23シーズンの基本形に新戦力2人が組み込まれた形となっている。

 そして3つ目は4-1-2-1-2(4-4-2)システム。守備陣の顔ぶれは引き続き変わらず、中盤の底にパーテイ、その前にライスとウーデゴール、そしてトップ下にハフェルツというダイヤモンド型となり、2トップにサカとジェズスという全く新しい形が予想されている。トーマスはサウジアラビアのクラブへの移籍が噂されているため、その場合の代役候補にはカイセドが予想されている。

 ミケル・アルテタ監督は新シーズンに向けてどのようなチームづくりを思い描いているのだろうか。

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