ミラノダービーの収入は本田の年俸以上! チケットほぼ完売、TV視聴者は6億人超
ホームゲーム扱いのミランが手にする収入は4億円に上る
イタリアだけでなく世界的な注目を集めるACミランとインテルのミラノダービーが、現地19日に予定されているが、そのチケットがほぼ完売となり、その収入は1試合でミランの日本代表FW本田圭佑の年俸を賄える金額だという。そして、全世界のTV視聴者数は6億人を超えるとイタリアのサッカー情報サイト「トゥットメルカート・ウェブ」が報じている。
ミランとインテルの本拠地であるサンシーロは約8万人の収容能力を持つが、招待席などを除く7万7000枚のチケットのうち、インテルの応援席である2階席の一部を除きチケットがほぼ完売。その残りも1000枚を切ったと報じられ、試合は超満員のスタジアムで行われることになりそうだ。
そして、この1試合におけるホームゲーム扱いのミランが手にする収入は370万ユーロ(約4億円)に上るとされている。この金額は、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が開幕直後に公開したミラン選手年俸で、チーム内3位タイの250万ユーロ(約2億8000万円)だという本田の年俸を十分賄えるほどのものとなる。
各国から250人の記者と50人のカメラマンがこの試合を現地から報じるほか、衛星放送を通じた全世界でのTV視聴者数は約6億4000万人に上るという推計もされている。
まさに世界中の耳目が集まる一戦となるが、現地メディアはミランの本田をベンチスタート濃厚と予想。一方、ステファノ・ピオリ新監督の初陣となるインテルでは、日本代表DF長友佑都にスタメン出場の可能性も報じられた。8万人の観衆と6億人を超えるTV視聴者の前で、日本代表の2人はチャンスを掴むことができるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images