磐田助っ人FW、出場停止明けでチームを救う“英雄”へ 今季初ゴールにファン歓喜「これからも期待」

ファビアン・ゴンザレスが今季初ゴール(写真は昨季のもの)【写真:Getty Images】
ファビアン・ゴンザレスが今季初ゴール(写真は昨季のもの)【写真:Getty Images】

出場停止期間明け後、初ゴール

 ジュビロ磐田は6月28日、J2リーグ第21節でヴァンフォーレ甲府と対戦し、1-1で引き分けた。この試合でFWファビアン・ゴンザレスが今季初ゴールを決め、勝ち点1の獲得に貢献した。

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 ファビアン・ゴンザレスは磐田と契約締結前、タイのクラブと契約を結んでいたことが発覚。2022年12月、磐田にはFIFAの紛争解決室(DRC)による2度の移籍期間での選手登録の禁止、ファビアン・ゴンザレスにも4か月の公式戦出場禁止という重い制裁が下されていた。

 出場停止期間を終え、5月13日のリーグ戦第15節のザスパクサツ群馬戦で復帰したファビアン・ゴンザレス。甲府戦ではスタメン出場に抜擢され、重要なゴールを決めた。

 0-1で迎えた後半2分、ピッチ中央付近で早いリスタートからMF大森晃太郎がボールを受けると、前線に走りこんだファビアン・ゴンザレスへスルーパス。DFと入れ替わる形でゴール前に迫り、同点ゴールを決めた。

 ファビアン・ゴンザレスはリーグ後半戦を迎えての今季初ゴールに。SNSでは、「ラッソ得点おめでとう!」「ずっとラッソのゴールが見たかった」「今日はラッソが英雄」「これからも期待」など、反響の声が多く上がっていた。

 長い出場停止期間から帰ってきた助っ人FWが本領発揮となれば、FW後藤啓介とのポジション争いも激しさを増し、チームに好影響を与えてくれるはずだ。シーズン後半戦に向けて、磐田の攻撃陣にいい競争が生まれようとしている。

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