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モウリーニョ監督、大一番前にメディアへ不満 「Mr.ベンゲルはリスペクトされ、私はされていない」
19日にユナイテッドの本拠地でアーセナル戦 前日記者会見で敵将との関係について語る
ジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは19日、本拠地でアーセナルとのビッグマッチを戦う。これまでに何度も場外戦も繰り広げてきたアーセン・ベンゲル監督との直接対決に世界中が注目する一戦だが、“スペシャル・ワン”はメディアからの扱いに不満を漏らしている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
モウリーニョ監督とベンゲル監督はこれまでに何度も衝突してきた。2014年10月5日に行われたスタンフォード・ブリッジでのチェルシー対アーセナルの一戦では、サイドライン際でベンゲル監督が当時チェルシーを率いていたモウリーニョ監督の胸を突き、口論を繰り広げて大きな話題となった。
モウリーニョ監督と親交の深いジャーナリストのロブ・ビーズリー氏による著書「Up Close and Personal」の中では、モウリーニョ監督がベンゲル監督に対して「失敗のスペシャリスト」、「フットボールのピッチ外で見つけたら、いつか私は彼の顔面をぶん殴るだろう」と過激な発言を残すなど、犬猿の仲として知られている。
モウリーニョ監督は大一番を前にフランス人指揮官との関係について、前日記者会見でこう口を開いた。
「サー・アレックス・ファーガソン(ユナイテッド元監督)はもうここにいない。我々は明日、6か7のプレミアリーグタイトルについて話すことになるだろう。私は3回、Mr.ベンゲルは3回か4回、よく知らないが(実際は3回)。我々はプレミアリーグで最高の記録を持つ2人の監督について話している。この期間内に残した結果を見れば、我々はリスペクトされるべきだということを意味しているのではないか?」
そうしたなかで、プレミアリーグのタイトル獲得数は変わらないにも関わらず、2人に対するメディアの扱いがあまりに違うと不満を漏らしている。