アーセナル、ウェストハムMFライスへ英国史上最高額の192億円オファーへ 支払い条件が成立の鍵か
アーセナルは移籍金の5年間分割支払いを希望
イングランド1部アーセナルが同1部ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス獲得に向けて3度目のオファーを提示した。英メディアによれば、金額は1億ポンド+ボーナス500万ポンドの総額1億500万ポンド(約192億円)で、成立すれば英国史上最高額を更新する。
ライスを今夏のトップターゲットと定めるアーセナルはすでに2度のオファーをウェストハムに断られている。現地時間6月26日には、争奪戦のライバルとなる王者マンチェスター・シティの総額9000万ポンド(約165億円)オファーもウェストハムに拒否されたと報じられた。
そうしたなかで、アーセナルはさらにオファー額を1億500万ポンドまで増額して“3度目の正直”を狙っている。英紙「デイリー・メール」によれば、オファーがウェストハムの要求額を満たしており、重要になってくるのは取引の仕組みとなるという。ウェストハムは2025年の年明けまでに移籍金の支払い完了を希望している一方で、アーセナルは5年間での支払いを望んでいるという。
詳細の部分はまだ折り合いがついていないようだが、アーセナルは確実に獲得に向けて前進しているようだ。イタリア人ジャーナリスのファブリツィオ・ロマーノ氏は、「アーセナルとウェストハムの間では支払い条件や契約構造についてまだ話し合うべきことがある」としたうえで、「しかし、アーセナルはウェストハムがシティを待っているにもかかわらず、非常に自信を持っている。アーセナルは1億500万ポンドの入札に小さな変更を加えることで獲得を実現させられると感じている」とレポートした。
ここからシティがどのように動くかも注目だが、アーセナルのライス獲得交渉がいよいよ大詰めを迎えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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