J野々村チェアマン、吉田麻也の“改革提案”に同意 「変えていこうという部分はほぼ一致」

野々村チェアマンが吉田麻也とのやり取りを明かした【写真:徳原隆元】
野々村チェアマンが吉田麻也とのやり取りを明かした【写真:徳原隆元】

JPFA会長の吉田麻也と密に接していることを明言

 Jリーグは6月27日に理事会を行い、その後に記者会見が実施された。野々村芳和チェアマンは前日に日本プロサッカー選手会(JPFA)会長の元日本代表DF吉田麻也が話した改革の必要性について「1年前から準備して変えていこうという部分に関してはほぼ一致している」と話した。

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 吉田は前日のJPFA定時総会/定期大会後の記者会見で、Jリーグに関する部分について「Jリーグができて30年、オリジナル10の時にABC契約を作って、どのチームも平等に選手獲得のチャンスを作ろうとして始まった。世の中もサッカー界も変わった。グローバル、インターナショナルな基準が求められるなかで、時代にそぐわなくなってきているのではないか」と話し、「統一契約書、どの議案に関してもそこを変えないといけないと行きつく」とコメントしていた。

 吉田とのコミュニケーションについて質問を受けた野々村チェアマンは「ここに来てからは、結構話していますよ。吉田選手も気を使ったのかもしれないが、この新しいオフィスにも来て話をしているし、チェアマンになってから何回も話をしているし、LINEでのやり取りもある。選手会の望むものについて、もともとそう思っていたものや、1年前から準備して変えていこうという部分に関してはほぼ一致している。良いコミュニケーションが取れていると思う」と話し、元選手、元クラブ社長の経歴を持つ野々村チェアマンとしても変革には同意できる部分が多いと話している。

 現在はシーズン移行についての話題がメインになっているが、こうした契約形態の議題についても選手会とコミュニケーションを取りながら進めていくことになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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