「今なら私は310億の価値があった」 マンU英雄が持論、現役当時は「安い」と激白
リオ・ファーディナンド氏、自身の市場価値に言及
元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、自身が現在も現役選手であれば、1億7000万ポンド(約310億円)の価値があったと考えているようだ。英紙「デイリー・メール」が報じている。
ファーディナンド氏は2002年にイングランド1部リーズ・ユナイテッドからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、クラブの守備の要としてチームを支えた。当時、ユナイテッドはリーズに3000万ポンド(約55億円)を支払ったが、この金額はDFとしての史上最高額だった。
自身のYouTubeチャンネル「Five YouTube channel」で、ファーディナンド氏は「当時の私は3000万ポンドだった。1億ポンド(約183億円)では、私は安いだろう。真剣に、今の市場であれば1億7000万ポンドで、週給は40万ポンド(7300万円)だろう。今なら私はそれくらいの価値だっただろう。今ならね」と、コメントした。
ファーディナンド氏は、2000年にウェストハムからリーズに加入した際に、イングランド人DFの最高額の移籍金を更新。そして、リーズからユナイテッドに移籍した際にも、2001年に元フランス代表DFリリアン・テュラム氏に更新された記録を再び塗り変えた。
その後、ファーディナンド氏の記録は多くのDFに抜かれることになった。現在はファーディナンド氏のユナイテッドの後輩となったイングランド代表DFハリー・マグワイアが2019年に8000万ポンド(約146億円)が、DFの移籍金で史上最高額となっている。
今夏の移籍市場では、マンチェスター・シティから関心を示されているドイツ1部RBライプツィヒのクロアチア代表DFヨシュコ・グバルディオルが、この記録を更新することが見込まれているが、移籍金はいくらになるのだろうか。