チェルシー、DFクリバリがわずか1年で退団を発表 60億円加入→移籍金31億円でサウジへ
公式戦32試合出場も期待に応えられず
イングランド1部チェルシーは、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリが2022-23シーズン限りで退団することを発表した。クリバリはサウジアラビア1部アル・ヒラルに加入する。
昨シーズン、イタリア1部ナポリからチェルシーに加入したクリバリは、新たな守備の要になることが期待されていた。しかし、イタリアで高い守備力を示していたDFは、イングランドにフィットできず。公式戦32試合に出場したものの期待に応えられずにチームもリーグ戦12位に低迷した。
加入する際にはクラブOBの元イングランド代表DFジョン・テリー氏に連絡を取り、テリー氏の引退後は欠番になっていた背番号26を引き継いだクリバリだったが、3300万ポンド(約60億円)の移籍金に見合う活躍はできないまま、1700万ポンド(約31億円)とほぼ半額の移籍金を残してチェルシーを離れることとなった。
すでにフランス代表MFエンゴロ・カンテもサウジアラビア1部アル・イテハドに移籍しているが、ビッグネームのサウジアラビア移籍の流れは、今後も続くこととなりそうだ。