横浜FM、柏から山中、新潟から松原を獲得! リオ五輪世代の23歳サイドバックコンビを補強

横浜FMの右SBで主力だった小林は契約満了で退団 左SBの下平は負傷で長期離脱中

 横浜F・マリノスは18日に柏からDF山中亮輔、新潟から松原健選手の獲得を発表した。リオ五輪世代の実力者2人の加入で、両サイドバックの補強に成功している。

 柏から獲得した山中は、サイドハーフもこなせる攻撃的なレフティーだ。U-23日本代表としても活躍した。リオ五輪本大会メンバーからは落選したものの、予選突破に貢献。セットプレーのキッカーも務める精度の高いキックが売りだ。

 山中はクラブ公式サイトで声明を発表。「横浜F・マリノスという歴史ある強いチームの一員になれることを大変嬉しく光栄に思います。横浜F・マリノスの勝利、タイトル獲得のために自分の全てを捧げ、全力で戦いますので応援よろしくお願いします」とファンに向けてコメントした。

 そして、新潟から加入した松原も山中と同じくリオ五輪世代の右サイドバック。同世代の中でもいち早く台頭し、2014年にはハビエル・アギーレ前政権時代に日本代表に初招集された(出場なし)。身長171センチと小柄な山中に対し、松原は180センチと高さもあり、豊富なスタミナと正確なクロスを武器としている。「いち早くチームにとけこみ、勝利に貢献できるようにがんばっていきたいと思います」とレギュラー奪取へ意気込みを見せている。

 横浜FMは右サイドバックのレギュラーだったDF小林祐三が契約満了で退団を発表。左サイドバックはDF下平匠が負傷で長期離脱するなどサイドバックの選手層に不安を抱えていたが、ともに23歳と伸びしろ十分の実力者の確保に成功した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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