早ければ12月8日のUEFAヨーロッパリーグ、ザルツブルク戦で復帰

　シャルケのDF内田篤人は右膝の膝蓋腱炎の故障で離脱していたが、長きにわたるリハビリ生活を乗り越え、11月15日にチーム練習に復帰した。2015年3月のホッフェンハイム戦を最後にピッチから遠ざかっている右サイドバックは、完全復活に向けて着実に歩みを進めており、クラブ公式サイトも「内田、待望の復帰」と特集している。

　内田の人気ぶりは健在だ。ファンだけでなく、クラブ首脳陣もその瞬間を待ち望んでいる。クリスチャン・ヘイデルSDは「とても大事な瞬間だ」と28歳の復帰を楽しみにしているようだ。

「シャルケ全体が彼の最高の幸運を祈っている。彼の復帰を望んでいるよ」

　そして、早ければ12月8日のUEFAヨーロッパリーグ、ザルツブルク戦で復帰する可能性が伝えられている。ヘイデルSDは「彼はとてつもなく長い間離脱していた。彼に奇跡を期待すべきではない」と慎重に構えているが、約1年9カ月ぶりの沈黙を破る瞬間は近いうちに訪れそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images