名古屋・長谷川監督の誤算 “古巣戦”で語った新生・FC東京の脅威「いつもの東京であれば…」
FC東京に0-2で敗れた試合後にコメント
監督が交代したばかりのFC東京は、かつての指揮官から見ても脅威だったようだ。
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6月24日に行われたJ1リーグ第18節で、12位のFC東京は2位の名古屋グランパスをホームに迎え、2-0で快勝した。元々ポテンシャルの高い選手たちが多いFC東京だが、ここまでは結果が出ずにアルベル監督を解任。新たに今季途中までJ2のモンテディオ山形の指揮を執っていたピーター・クラモフスキー監督を迎えていた。
2018年から21年までFC東京で指揮を執っていた名古屋の長谷川健太監督は、試合後の会見で「今日は東京が気持ちを最後まで切らさず、みんな出た選手が最後まで走っていたなと思っています」と開口一番に古巣を称えた。
そのうえで「前半に何回かチャンスがあり、そこで1点決めていれば違った展開になったと思いますが、後半は足元が多くなりました。東京が前からくるのは分かっていたのですが、そこを上手く外しながらDFラインの背後を突くのが1つの狙いでしたが、森重(真人)にしても、エンリケ(・トレヴィザン)にしても非常にタイトなマークでなかなか前線で起点が作れなかった」と振り返った。
そして「いつもの東京であれば、どこかで抜けるのですが、今日は最後まで抜けずに、集中力を切らさずに戦っていた。今日はもうしょうがないなという感じ。いろいろ手を打ちましたが、結果的に何1つ上手くいかずだったので、これを次のホームゲームの教訓にしたい」と、90分を通じて集中力の高かった相手に脱帽し、敗戦を受け入れた。
(河合 拓 / Taku Kawai)
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