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「180分間、ずっと少林サッカー」 U-24韓国代表、中国戦2連戦で負傷者続出に母国識者が糾弾「理解できない」
韓国の解説委員であるハン・ジュンヒ氏がU-24韓国代表×U-24中国代表に見解
U-24韓国代表は6月15日、19日にU-24中国代表とフレンドリーマッチを行った。2連戦で負傷者が相次ぎ、韓国の有名解説委員は「普通だったとは言い難い」と糾弾している。韓国メディア「nate」が伝えた。
韓国は敵地で行われた第1戦、A代表も経験しているFWオム・ウォンサンが後半5分、同8分と立て続けに2ゴールを挙げると、同15分にはDFチョン・ホヨンが追加点を奪い、3-1で勝利した。しかし、オム・ウォンサンが相手選手と接触して右足首を痛め、精密検診の結果、靭帯損傷と診断されて翌日に帰国を余儀なくされた。
第2戦が19日に行われ、韓国は0-1で敗戦。前半14分にMFチョン・ウヨンが深いタックルに足首を削られ、前半18分にはFWチョ・ヨンウクがヘディングでの競り合いで肩を痛め、前半22分に負傷交代せざるを得なかった。後半10分にはMFコ・ヨンジュンが相手選手の下敷きになって痛みを訴え、医療スタッフのサポートを受けてピッチをあとにした。
韓国の解説委員であるハン・ジュンヒ氏は、「残念ながら、どんな試合でも負傷が起こる可能性はある。例えば、6月シリーズではA代表のキム・ジンスが(同僚との接触で)眼窩底骨折を負った」と前置きしたうえで、中国の荒いプレーに厳しい見解を示している。
「ただ、U-24の韓国と中国の2連戦は普通だったとは言い難い。180分間、ずっと少林サッカーができるのか。常識では理解できないほど荒々しいプレーが連発され、我々(韓国)の主要選手が怪我し続けている。特にオム・ウォンサン、コ・ヨンジュンは、(9月の)アジア競技大会のメンバーに必ず入らないといけない選手たちだ。負傷期間が長くなれば、現実的にアジア大会に行けない確率もあるだろう」
韓国がリクエストする形で実現した敵地でのフレンドリーマッチ2連戦だが、負傷者も多く、ほろ苦いものになってしまった。