33歳アスピリクエタがインテル行きに近づく? 左右サイドバックをこなすベテラン獲得へ「逃したくない」

チェルシーのセサル・アスピリクエタ【写真:ロイター】
チェルシーのセサル・アスピリクエタ【写真:ロイター】

「素晴らしい経験を持つ」と記事では太鼓判

 2022-23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で決勝まで勝ち上がったイタリア1部インテルは、イングランド1部チェルシーに所属するスペイン代表DFセサル・アスピリクエタに関心を示しているようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版が報じている。

 CLで決勝まで勝ち上がったインテルだが、セリエAでは3位という結果に終わっていた。失点数は優勝したナポリよりも14多い42となっており、守備の補強が今夏の移籍市場でのポイントの1つとされている。

 そうしたなか、インテルは左右のサイドバックをこなすチェルシーのアスピリクエタを補強のターゲットに定めたようだ。33歳のアスピリクエタはチェルシーと2024年まで契約を残しているが、マウリシオ・ポチェッティーノ監督が就任したクラブとの契約を双方合意で解除する可能性があるという。

 記事によると、「代理人は契約を早く解除して、次のチームを選べるように努めている。その機会はインテルにとって逃したくないものだ。3バックの右ウイングバックでも起用できるアスピリクエタは、昨シーズン32試合に出場してそのうちの25試合がプレミアリーグで、5試合がCLだった。素晴らしい経験を持ち、インテルはチームのプラスになると考えている」と、移籍する可能性を報じている。

 また、移籍情報の専門家であるファブリツィオ・ロマーノ氏は自身の公式ツイッター(@FabrizioRomano)で「アスピリクエタ、チェルシーが相互契約解除にゴーサインを出すのを待つばかり。すぐにクラブを去らせるための最終ステップで、クラブ次第だ」と報じ「2年契約で個人合意に達し、間もなくサインするのを待っている」と移籍が加速している状況を独自で伝えている。

 2022年にクラブとの契約を更新する前には、バルセロナへ行く可能性も報じられてきたアスピリクエタ。CL優勝やFIFAクラブW杯初優勝にも貢献し、2018-19シーズンからはキャプテンも務めてきたクラブ最古参は、今夏の移籍市場でロンドンを離れることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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