チェルシーが来季大刷新へ 豪華すぎる“退団決定&濃厚ベスト11”に英紙が脚光
カンテはすでにアル・イテハドへの移籍が決定済
イングランド1部チェルシーは今季総額6億ポンド(約1010億円)もの大補強を行ったが、リーグ戦12位と低迷したことから、来季に向けて戦力の大刷新が進められている。すでに移籍が決まったフランス代表MFエンゴロ・カンテ(→アル・イテハド)を含め、今夏に退団が濃厚となっている選手だけで豪華な顔ぶれのイレブンが組める状況となっている。
今夏にチェルシーを退団する可能性の高い選手(決定済みも含む)だけを集めたイレブンを特集したのは、英紙「ザ・サン」だ。その顔ぶれは以下のとおりとなっている。
<GK>
エドゥアール・メンディ
<DF>
セサル・アスピリクエタ
カリドゥ・クリバリ
トレボ・チャロバー
<MF>
エンゴロ・カンテ
マテオ・コバチッチ
ハキム・ツィエク
メイソン・マウント
クリスティアン・プリシッチ
<FW>
ロメル・ルカク
カイ・ハフェルツ
ビッグネームがずらりと並ぶが、現在のチェルシーにとってはこの11人すべてが放出候補となっている。カンテはサウジアラビアのアル・イテハド加入がすでに決定。さらにGKメンディはアル・アハリ、DFクリバリはアル・ヒラル、MFツィエクはアル・ナスルといずれもサウジアラビアのクラブへの移籍に接近している。
契約が残り1年となったキャプテンのアスピリクエタとチェロバーの2人には今季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝だったイタリア1部インテルへの移籍が浮上している。
コバチッチはすでに三冠王者マンチェスター・シティ移籍で合意していると伝えられ、マウントもマンチェスター・ユナイテッドが積極的に獲得に動いている。プリシッチはイタリア1部ACミランのターゲットとなっている。
ハフェルツは同じロンドンのアーセナル行きが濃厚だ。そして期限付き移籍でインテルに加入していたルカクにはサウジアラビアからのオファーもあるようだが、イタリア残留を望んでおり、現在はインテルの宿敵ミランが獲得に乗り出している。
来季からマウリシオ・ポチェッティーノ監督が指揮を執るチェルシーは肥大化したスカッドをから構想外の選手を一掃し、大きな変化を遂げることになりそうだ。