インテルMFブロゾビッチにサウジからオファー 年俸31億円超で個人合意済と伊メディア報道
インテルは移籍金33億円を要求
今夏の欧州サッカー界でのトレンドになりつつある「サウジアラビアからのオファー」が、今季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝を果たしたイタリア1部の名門インテルで中盤の要としてプレーしたクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチにも届いているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ブロゾビッチはシモーネ・インザーギ監督が率いたチームの中で3人の中盤のセンターに入り、ゲームメークと運動量、あるいは強度のあるプレーでチームを支えた。そのブロゾビッチには、サウジアラビアでポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得したことで知られるアル・ナスルからの獲得オファーが届いているという。
インテルには移籍金1500万ユーロ(約22億5000万円)のオファーが届いたが、最初の段階では拒否。インテルは2200万ユーロ(約33億円)までの上乗せが見込められるとして、駆け引きをしているという。一方でブロゾビッチには手取り年俸で2000万ユーロ(約31億4000万円)の条件での個人合意は取り付けられているという。
ブロゾビッチにはスペイン1部の強豪FCバルセロナも獲得の意思を示したものの、オファー額は年俸700万ユーロ(約11億円)の3年契約ということで、すでにブロゾビッチはアル・ナスルを受け入れている状態にあるという。
インテルで8シーズンを過ごしたブロゾビッチは、充実したシーズンを過ごしたあとに高額オファーを受け入れた模様だ。アル・ナスルとインテルの間で移籍金が合意に達した時点で、ロナウド擁するチームに中盤の核が加わることになるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)