神戸イニエスタのベスト“相棒”は? アシスト数で圧倒…長年共闘した日本代表FWに再注目

アンドレス・イニエスタ【写真:徳原隆元】
アンドレス・イニエスタ【写真:徳原隆元】

古橋ら数多くのFWと共闘

 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、7月1日のJ1リーグ第19節北海道コンサドーレ札幌戦でヴィッセル神戸でのラストマッチを迎える。約5年間のJリーグ生活に一度終止符を打つスペインの名手が、これまでアシストしてきた選手についてスポーツチャンネル「DAZN」も取り上げている。

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 2018年、数々のタイトルや功績を残しスペイン1部バルセロナから神戸へとやってきたイニエスタ。持ち前の戦術眼とテクニックでチームを牽引し、クラブ初タイトルとなった19年度の天皇杯優勝などに貢献した。今シーズンは出場機会を減らしていたなか、涙ながら退団を決断している。

 これまで、神戸で元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(現・グールニク・ザブジェ)や、日本代表FW古橋亨梧(現・セルティック)、FW大迫勇也などと共闘し、パスを供給してきた。

「DAZN」がアップした「【イニエスタ 2018-2023|ヴィッセル神戸編】世界的名手が日本で見せた珠玉のプレー。記憶に残る5年半を振り返る」と題した特集内で、「イニエスタにアシストされた主な選手」を5人ほどピックアップ。断トツの数字をたたき出したのは、イニエスタと古橋のコンビだった。

 イニエスタから古橋へのアシスト数は「10」、ラストパス数は「39」となっている。これはFW武藤嘉紀(1アシスト10ラストパス)や大迫(1アシスト6ラストパス)、ポドルスキ(1アシスト9ラストパス)と比較してもかなり多い数字となっている。

 共闘期間が長かった(2018年~21年夏)とはいえ、古橋の得点への嗅覚を育てた重要なデータだ。現在もスコットランドの強豪セルティック、そして日本代表としてストライカーを担う古橋とのホットラインは、今もなおファンの脳裏に焼き付いているはずだ。

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