マンU、ケイン獲得を強行か 移籍交渉が停滞…“移籍希望”通告を催促と英メディア指摘
今夏のメインターゲットも移籍金を巡りクラブ間で大きな差
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは同1部トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインに対し、移籍希望を出すように通達したと英紙「ザ・サン」が報じた。“赤い悪魔”は移籍交渉が進展しない状況に業を煮やしているという。
エリック・テン・ハフ監督の下でリーグ3位に入ったユナイテッドは来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場も見据え、攻撃陣の強化に乗り出している。そのなかで、ケインが今夏のメインターゲットだとされている。
クラブとの契約が残り1年となったケインの獲得に向けて移籍金8000万ポンド(約145億円)を準備しているが、トッテナムからの要求は1億ポンド(約181億円)。両者の思惑には大きな差が生じている。
交渉の進展が望めない状況にユナイテッドは苛立ちを募らせており、最後の手段としてケインに対してトランスファー・リクエスト(移籍希望)を提出するように通告したのだという。
トッテナムのダニエル・レヴィ会長はケインをライバルクラブへ“安売り”することには消極的だが、来夏にフリーで手放すことは避けたいはず。ストライカーの獲得を切望するユナイテッドの思惑は実を結ぶことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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