「日本人はクレイジーだ」 日本戦キックオフ、わずか1分の遅延報告にペルー注目「驚かされた」
日本対ペルー、主催国側の律儀な対応に現地熱視線
ペルー代表(FIFAランキング21位)は、6月20日に行われたキリンチャレンジカップで日本代表(同20位)に1-4で敗れた。そんななか、現地メディアは主催国側の対応に注目。予定キックオフ時間の遅延報告に熱視線を注いでいる。
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9月に2026年ワールドカップ(W杯)の南米予選を控えるペルーは、日本戦でまさかの大敗。前半22分、DF伊藤洋輝に先制ミドル弾を叩き込まれると、同37分にはFW三笘薫に追加点を許し、2点ビハインドで前半を折り返した。
後半も勢いづく日本の攻勢に晒され、同18分にFW伊東純也、同30分にはミスからFW前田大然にそれぞれゴールを許し4失点。ペルーの反撃機会は限られ、同38分にMFクリストフェル・ゴンサレスが1点を返すのがやっとだった。
そんななか、現地メディアは主催国である日本側のある対応に注目。この試合は当初、日本時間20日の18時55分にキックオフが予定されていたものの、実際は1分遅れの18時56分に始まった。
ペルーメディア「libero」によると、この決定は事前にペルー側へ報告されていたようで、ペルーテレビ局「アメリカ・テレビシオン」のジャーナリスト・ジャンプール・クアドロス氏は、わずか1分でも予定を守る日本人のスタンスに驚きを覚えたようだ。
クアドロス氏はスポーツ番組内でこの事実を報告。「日本人は繊細に予定を守るので、試合時間が1分遅れました。午後6時55分に予定されていた試合が、午後6時56分に開始されたのだから、この国のやることはクレイジーだ」とのコメント内容が記事で紹介された。
この報告を受けた番組の司会者側も「1分の遅れを報告したという事実に驚かされました。印象的だった」と反応。4得点を奪って勝利したピッチ上でのパフォーマンスとともに、律義な日本側の対応が脚光を浴びていた。