仏代表ムバッペ、自身初のバロンドール受賞を楽観視 「基準に達していると思う」
クラブ&代表で得点量産、フランス人選手のシーズン最多得点記録を更新
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWのキリアン・ムバッペが記録的なシーズンを終え、自身初となるバロンドール受賞について言及している。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
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ムバッペは今季もゴールを量産。フランス1部リーグでは29得点を挙げて得点王に輝いた。さらに6月19日に行われた欧州選手権予選第4節のギリシャ戦(1-0)ではPKで決勝点をマーク。このゴールで2022-23シーズンにクラブと代表を合わせた総得点は54得点(クラブ41得点、代表13得点)となった。ワールドカップ(W杯)の1大会最多得点記録(13得点)を持つFWジュスト・フォンテーヌ氏を抜き、フランス人選手のシーズン最多得点記録を更新した。
個人では際立ったパフォーマンスを披露したムバッペ。カタールW杯でアルゼンチン代表を優勝に導き、同大会のMVPに輝いたFWリオネル・メッシやマンチェスター・シティで3冠獲得に貢献したノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドといったライバルが存在するが、彼らを抑えてのバロンドール受賞に楽観的な姿勢を示している。
バロンドールは今年度から選考基準が変更された。対象期間が従来のカレンダーイヤー(1月から12月)から欧州のサッカーシーズン(8月から翌年7月)へ変更。チームよりも個人のパフォーマンスや成績が最優先されることになった。それを踏まえたうえで、ムバッペは次のようにコメントしている。
「個人のトロフィーについて話すのは難しい。一般の人には見えにくいものだ。新しい基準とはどのようなものだろう? 輝きやインパクトを与えること? それなら僕は基準に達していると思う。どうなるか見てみよう。投票する人次第だが、僕は楽観視している」
今年度のバロンドール候補者は9月6日に明らかになり、受賞者は10月30日に決定する予定。ムバッペのバロンドール初受賞は実現するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)