EURO予選で記念すべき200キャップ、後半44分に決勝ゴール

　ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは現地時間6月20日、欧州選手権（EURO／ユーロ）2024予選のグループJ第4節アイスランド代表戦で決勝ゴールを挙げた。またこの試合の出場で、ロナウドは代表戦で通算200試合出場を達成しギネス世界記録となっている。

　アイスランド戦で先発を飾ったロナウドは、90分フル出場。1点が遠い展開だったが、後半44分にペナルティーエリア内での味方の折り返しを右足で押し込んでネットを揺らした。副審の旗が上がり、当初はオフサイドとなっていたがVAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）が介入。オンサイドが認められ、ロナウドが記念すべき試合で決勝弾を挙げている。

　この試合に出場したことで、ロナウドは自身の代表キャップを「200」に伸ばした。英紙「デイリー・メール」は、「男性選手として最も多くの国際試合出場を果たしたというギネス世界記録」と紹介し、「勝ち越しゴールを決め、記念すべき200試合目を飾る」と偉業を称賛した。

　2003年8月のカザフスタン戦で代表デビューしたロナウド。ポルトガル代表では、123ゴールという歴代最多得点者でもある。昨年のカタール・ワールドカップ（W杯）で、男子選手として初めて5大会での得点も達成。記録尽くめの英雄がまたもや記録を打ち立てている。

　ギネス記録の達成とともに、自らのゴールで祝杯を挙げたロナウド。「これは自分が到達できるとは思ってもみなかったことなので、とても誇りに思います。そして、私はこれからも記録を更新し続けます」と今後への抱負も語っていた。