日本代表で輝きセビージャで沈黙… 対照的な清武の姿をスペイン紙が特集

代表2連戦で2得点2アシストと躍動

 日本代表MF清武弘嗣(セビージャ)は、15日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選サウジアラビア戦で先制点となるPKを決めた。このニュースはスペイン紙「マルカ」も報じているが、代表での活躍ぶりとセビージャでの不遇ぶりを対比して特集している。

 同紙はサウジ戦のPK以外にも、11日の国際親善試合オマーン戦でFW大迫勇也(ケルン)の2得点をアシスト、また自身のパスから得たPKを決めたことなどを記述。135分間で2得点2アシストしたと伝えている。

 その一方で、この活躍がクラブでの出場機会増加につながるかに注目している。今季セビージャに加入した清武は、UEFAスーパーカップ、スペインスーパーカップでそれぞれレアル・マドリード、バルセロナと対峙。またリーガ開幕戦では、1ゴール1アシストを記録するなど定位置をつかむかに見えた。

 しかし元フランス代表MFサミル・ナスリの加入によって、弾き出される形になった。また同紙は、ホルヘ・サンパオリ監督の“メンバー固定化”について指摘。「サンパオリは常に8、9人を起用し、4、5人のベンチ要員で回している」としている。

 

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