久保建英は「覇者感すごい」 自信に満ちあふれた自己分析に称賛続々「完全に殻を破った」
「JFA TV」でインタビューが公開
森保一監督率いる日本代表(FIFAランク20位は)は6月20日にキリンチャレンジカップでペルー代表(同21位)と対戦する。南米の強豪との対戦に向け、JFAの公式YouTubeチャンネル「JFA TV」は、15日のエルサルバドル戦(6-0)から一夜明けた練習から、決戦の地・大阪入りした様子を「Team Cam」で公開。エルサルバドル戦で1ゴール2アシストと圧巻の活躍を見せたMF久保建英(レアル・ソシエダ)はインタビューに応じ、堂々とした受け答えに称賛の声が寄せられた。
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久保が先発出場したエルサルバドル戦では、前半3分で相手に退場者が出て、試合開始から4分間で2-0とリードする驚きの展開となった。そのなかで、チームは攻撃の手を緩めず、6-0の圧勝を収めた。予想しなかった展開となったが、久保はポジティブに捉えているようだ。「JFA TV」のインタビューで振り返っている。
「相手が退場したのも自分たちの内容というか、自分たちがいいから退場した。決して相手が勝手に自滅したわけでもないですし、そこはもう力量差が出た。若い選手も何人も入って、個人としてもチームとしても上々の滑り出し。今回の6月シリーズは。僕もほぼほぼすべての得点に直接または間接的に絡めていたと思うので、そういったところも良かったかなと思いますね。自信があるから周りに分かるくらい表情も軽かった。いつもと違った。日本代表にくること自体がいいことなので。僕はポジティブには捉えていますけど、今回はいつもと自分の自信が違った。自信というか実績、手応えが違ったから余裕を持って臨めましたね」
これまで、代表活動の中ではなかなかポジションを奪えず、主力として活躍することができなかった。カタール・ワールドカップ(W杯)では2試合先発で出場したが、完全に日本の主力になったとは言い難かった。そのうえで、ソシエダで継続的に結果を出し続け、今季は9ゴール。クラブのファン投票でMVPに選出されたり、海外メディアのベストイレブンに選ばれるなど充実したシーズンを過ごした。その確かな自信を持って臨んだ今回の日本代表は、久保にとっても今までと違った思いがあったようだ。
「そもそもやっぱり自分の思っている現状と違った部分が代表は常にあったので、僕としてはやれるという自分の認識があるなかで、いろいろ上手く思っているとおりにいかなかったことが多かった。その分みんなも久保建英という名前に期待するところもあると思うし、今回やっと自信を持って周りからも今の久保は変わったな、よりいい選手になったというところを分かってくれていると思う。そういった周囲からも認められているというか。今までは自分がやれている、と思って首位の見解と当然違う人もいたでしょうけど、今は今季の僕を見て、自分はまだ代表レベルじゃないという人はいないと思う。そういうところもいい意味で余裕が出ている」
久保のインタビューにファンからは「久保くん、インタビューからも完全に殻を破ったのが伝わってくる」「久保自信に溢れてて頼もしい」「久保は客観的に自分を見れていて凄いな」「久保の覇者感凄い」「ソシエダでの今シーズンで間違いなく格が上がったな」「久保自信えぐいな カッコ良すぎる」「無味無臭なインタビューじゃない」と称賛の声が相次いだ。
ペルー戦はベンチスタートになると見られるが、シーズンの締めくくりとして集大成を見せてほしいところだ。