「多くのことが起こり得る」 ムバッペ、契約延長オプション行使せずも…PSG残留希望と英報道
ムバッペはPSGとの現行契約を全うする意向
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペは、クラブとの契約延長オプションを行使しないことを表明した。これを受けてPSGは今夏の売却に動き出したものの、ムバッペ自身は契約期間が終わるまでの残留を希望しているようだ。英メディア「90Min」が報じている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
PSGに対して不満を抱えているとされるムバッペは、1年間の延長オプションを行使しない連絡をクラブに入れたという。これによりPSGもムバッペに対して不満を持ち、移籍金が発生する今夏のうちに売却する意向を固めたとされている。
ムバッペの獲得に乗り出しているとされるのは、スペイン1部レアル・マドリードのみ。かねてからムバッペも将来的なレアルへの移籍を公言していたが、昨夏の移籍市場ではレアルへの移籍を選択せずにPSGに残留したことで、両者の関係は微妙なものとなっていた。
PSGに手紙を送ったムバッペだが、今夏のレアル移籍は考えていないという。そして、その12か月の間に多くのことが変わる可能性があると考えているようだ。
「僕は以前にも残留すると話した。僕が決断したのは、来季もPSGでプレーすることだけだ。1年という時間があれば、多くのことが起こり得る。特にPSGのようなクラブではね」
しかし、PSGはムバッペを移籍金ゼロで放出する考えは一切なく、今夏のうちに売却する意向だという。問題はPSGがムバッペの売却額を超高額に設定したことであり、獲得できる可能性のあるクラブであっても、12か月後には移籍金ゼロになる可能性があるアタッカーに対して、それだけの移籍金を支払う可能性は低いようだ。
7月にPSGは来日を予定しているだけに、日本でもムバッペの去就がどうなるかは大いに気になるところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)