過熱する日本代表・前線のスタメン争い 闘将が語る「貪欲にチャレンジしていた」22歳FWへのリアル評
熾烈となる2列目のメンバー争いに闘莉王氏も注目
森保一監督率いる日本代表は6月15日、国際親善試合でエルサルバドル代表を6-0で破った。20日には南米の強敵ペルー代表との一戦を控えるなか、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は自身のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」で攻撃陣を独自評価。A代表初ゴールとなったFW中村敬斗(LASKリンツ)についても忖度ない意見を述べている。
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オーストリア1部リンツ所属の中村は、23年3月シリーズで日本代表にも初選出。6月のメンバーにも続けて選ばれ、エルサルバドル戦で待望のA代表初ゴールを挙げている。欧州5大リーグへのステップアップの可能性もある22歳のアタッカーを、闘莉王氏はどう見たのか。
「闘莉王TV」でこの試合を生解説した闘莉王氏は、試合後に選手を独自採点。10点満点の評価で、8点以上を「非常に良かった選手」として採点した。後半途中出場の中村には「貪欲にチャレンジしていた」と称賛の言葉も述べつつ、8.5点という高い点数を付けた。
闘莉王氏は「俺がやるぞ!という気持ちを買わないといけない」と気迫のこもった中村のプレーを称えたが、一方で今後の“代表サバイバル”については「難しいかもしれない」と冷静に分析する。
「ポジション争いする選手が多すぎる。あのポジション(左サイド)は相馬(勇紀)選手もいますからね。三笘(薫)だけではない。久保(建英)、堂安(律)もあの場所で使える。(エルサルバドル戦は)伊東純也も入っていなかったし…」
まだ森保ジャパンでの出場回数も少ない点も踏まえ、「(このあたりの)評価は難しい」と話した闘莉王氏。さらなるレベルアップにも期待し、闘将は率直な印象を語っていた。