「崖っぷちの日本を救った誤審疑惑のPK」 韓国メディアがハリルJの勝因は微妙な判定と断言

「誤審に近いPKがその中心にあった」

 この試合について同サイトは、「清武のシュートがサウジアラビアDFの腕ではなく肩に当たったにもかかわらず、(日本は)PKを得た。(中略)このゴールで日本は有利にゲームを進めることができたし、後半35分には原口元気の追加点が決まった。このおかげで、日本は起死回生の勝利を手にした。敗れれば更迭の可能性もあったハリルホジッチ監督も、ホッと一息ついただろう」とまとめ、最後は「誤審に近いPKがその中心にあった」と締めくくっている。

 韓国メディアのこうした記事のまとめ方には少し悪意を感じるが、W杯アジア最終予選はどのチームもギリギリの戦いを強いられており、緊張感の高い試合が続く。韓国代表も同日、ホームでウズベキスタンに先制を許しながら後半の2得点で辛くも逆転勝利を収めた。残りの試合でも、微妙な判定は避けて通れない。そのなかでも焦らずに、いかに冷静さを保ってチャンスをものにできるかが、W杯出場権の獲得に近づくために求められそうだ。

【了】

金 明昱●文 text by Myung-wook Kim

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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