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ブラジル代表、6月末にアンチェロッティ監督の契約発表か 就任は2024年の見込みと現地メディア報道
就任のタイミングは24年1月か6月か
スペイン1部レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、2024年にブラジル代表監督に就任する見通しをブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」が報じている。
アンチェロッティ監督はレアルと2024年6月末までの契約を残しており、その契約を全うする考えを強調してきた。一方で、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)後にチッチ監督が退任したブラジルは現在、ラモン・メネーゼス氏が暫定監督としてチームを率いているが、正式監督としてアンチェロッティ監督の招聘を熱望していた。
レポートによれば、ブラジルサッカー連盟(CBF)は今月末にも次期監督としてアンチェロッティ監督を連れてくることに自信を持っており、今月末にも発表される見通しだという。就任のタイミングは今夏ではなく、24年の1月か6月になるとされている。
CBFのエドナルド・ロドリゲス会長はほかの選択肢は考えず、アンチェロッティ監督にこだわっているという。レアルとの契約満了を迎える24年6月を待つことになった場合、ブラジルは今後8試合をメネーゼス暫定監督の下で戦うことになる。8試合のうち6試合は今年9月から始まるW杯南米予選となるが、会長の決心は固いようだ。
史上最多5度のW杯優勝を誇るブラジルだが、最後の優勝は21年前の2002年日韓大会まで遡る。イタリアが誇る名将に復権の道を託すことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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