不動のキャプテンも気を引き締めつつ…

「チーム内での競争、メンバーが変わらずやってきたなかで、新しい風が入ってきたのはポジティブに捉えている。各選手にいいメッセージになった。（次の代表戦まで）4カ月くらい活動がないが、各選手がクラブで試合に出てコンディションが良くないと使わないというメッセージになったと思う。年内の最終戦で、大きなメッセージになったのではないか。ポジションによって競争の激しさは違うので、明日は我が身と思う反面、ボランチにも、もっと選手が出てきてほしい」

　ハリル監督も、試合後に「準備できていない選手を先発から外すことに躊躇はない」と断言しているだけに、日本代表のスタメンの座を巡る争いは群雄割拠の新時代に突入していきそうだ。そしてそれは、2010年南アフリカ・ワールドカップからキャプテンを務めている長谷部にとっても例外ではないと気を引き締めている。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images