「この瞬間涙出てきた」 Jリーグ助っ人FWが闘病から復帰…1年ぶりのピッチに感動

ラルフ・セウントイェンスが闘病から復帰【画像はクラブ公式サイトのスクリーンショットです】
ラルフ・セウントイェンスが闘病から復帰【画像はクラブ公式サイトのスクリーンショットです】

昨年5月4日以来のピッチへ

 FC今治は6月17日、J3リーグ第14節でテゲバジャーロ宮崎とアウェーで対戦し、1-1で引き分けた。この試合でオランダ人FWラルフ・セウントイェンスが後半途中からピッチに立ち5分間プレー。復帰を果たした助っ人FWに多くの温かい声が寄せられた。

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 現在34歳のセウントイェンスは、母国オランダでキャリアをスタートさせ、2022年3月にFC今治に加入。3試合に出場し1ゴールを決めていたなか、同年6月に悪性リンパ腫と診断され、オランダにて治療。療養生活を送り、復帰を目指していた。

 4月28日には今治公式ツイッターにて、セウントイェンスがチームに合流する姿が伝えられており、宮崎戦でベンチ入りを果たした。昨年5月のリーグ戦第8節カマタマーレ讃岐戦(1-0)以来、約1年1か月ぶりにピッチに立つと、Jリーグ公式ツイッターでも「難しい病からの復帰!!」とコメントを添えてオランダ人FWに注目した。

 動画のコメント欄では、「ラルフ帰って来てくれてありがとう」「この瞬間涙出てきた」「今治に必要な人」「敵ながら彼の復帰を待っていた」など、セウントイェンスの復帰を歓迎する声が上がった。

 療養生活を終え、再びピッチに戻ってきたセウントイェンス。チームは現在、リーグ戦14節を終えて8位につけている。中盤戦以降で上位進出を目指すチームにとって、ベテランFWの復帰はチームにとって好影響をもたらしてくれるはずだ。

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