日本は「面白い国」 広島助っ人FW、長男は日本語を勉強…文化も学ぶ「慣れてきた」
FWピエロス・ソティリウは母国のキプロスに帰国中
サンフレッチェ広島のキプロス代表FWピエロス・ソティリウはEURO2024予選を左大腿部の負傷のため辞退し、治療のために帰国した。ソティリウは、日本での生活を気に入っているようで、「キプロスに戻るつもりはない」と話していることを、キプロスメディア「philenews」が報じた。
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2022年夏に広島入りしたソティリウは昨季J1リーグ7試合1ゴール、今季はここまで8試合に出場し、1ゴールを挙げている。これまで母国のキプロスやデンマーク、カザフスタン、ブルガリアでキャリアを積んできた30歳のFWは代表にも選出され、国際Aマッチ49試合に出場。11得点している。
そんなソティリウは現在治療のために地元に戻っており、母国メディアのインタビューに応じた。日本での生活について尋ねられると、「ここに来て約1年が経ち、文化や遊び方には慣れてきました。私も彼らの心に入り込もうと努力していますが、これは最も難しい国。彼らのフットボールは非常に異なっている。彼らはよく走りますし、パワーもあり、特性が違います」と説明した。契約期間は2024年末まで、あと1年半残っているという。
キプロスへの帰国の可能性については「現時点では考えていない、キプロスは気に入っているけど。日本人はヨーロッパのサッカー選手を尊敬しています。そこで更新してみたい。面白い国ですから」とし、家族も「長男はインターナショナルスクールに通っていて、日本語を勉強している」と、文化に馴染もうとしているようだ。
現在は負傷に苦しんでいるソティリウだが、広島でのキャリアにさらなる挑戦を続けていく覚悟だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)